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2010/08/30 月曜日 16:22:53 JST |
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テーマ:森と哺乳類の多様性 ~みんなちがって、みんないい~
講 師:歌岡宏信氏(NPO法人水と緑いきものネットワークくまもと)
場 所:国際交流会館5階 大会議室
参加者:26名
今回の学習会では身近な話題を通して、生物多様性について学ぶことができました。
今回の大きなテーマは3つ。
①身近に感じる生物多様性について
②外来生物について
③ネットワークの取組みについて
①身近に感じる生物多様性について
熊本市内の真和中高等学校では、ビオトープに取り組んでいます。
このビオトープは、近くの江津湖から移入しているそう・・・
「流域内」「校区内」「町内」といった地域性を大切に、移入すること、他所から持ち込まないことが大切。
②外来生物について
江津湖には、ボタンウキクサ(アフリカ原産)が大量に生。これは、上江津湖から始まり、今は手の着けようが無いほどになっています。
また、ウシガエル・ブルーギル・テラピア・オオクチバス(ブラックバス)といった外来種が生息しています。
宇土半島では、クリハラリス(タイワンリス)の被害もでています。これも外来生物です。
果樹園のものを食べたり、シロダモ(樹木)の皮を剥がしたり、電話回線をかじったり・・・という被害が出ています。
希少動植物の生息できる空間づくりと外来種の防除が必要です。
③ネットワークの取組み
所属する団体での取組む「ムササビ緑の回廊」について。
熊本市内にもムササビは現在も生息しています。ただ、過去に生息していたというところもあります。
ムササビは、滑空して隣の森に移動します。鎮守の森や熊本城(過去に生息)の森を中心に緑を繋げば、
いきものたちが移動できる「緑のネットワーク」となります。
≪参加者の皆さんからの感想です≫
●生物多様性、ボヤっとしたものが少し具体的に考えられるヒントをいただけたと思いました。子どもたちや地域の人達と考えていくにあたり、活動の具体的な事例(ムササビ)や自分の地域(例えば阿蘇)の生き物を勉強しなくては・・・とも思いました(草原、植物、昆虫・・・)。
●生物多様性について考えるきっかけになって良かったと思う。特に、外来種の話は、大変参考になりました。また考え直していきたいと思いました。
●里山の保全⇒昔ながらの景色を残す事は、とても必要で心豊かな事ですね。
●生物多様性を多様な角度から考える講座を頂き感謝します。ただ、生物多様性は、具体的な行動を伴う必要があり、一般の方々(環境などに余り興味がない普通の人々)に対し、どのようなアプローチをすれば良いかが悩みです。議論を重ね、理解しやすい事柄として落し込む事の大きさを痛感しています。
●①初めて出席しておもしろかった。特に人間のエゴかどうか判らないが、在来種がよくてあとから来た外来種が悪いとは簡単には言えないのではないか?確かに在来種はこみやられて、細っているが、何とかしてやりたいとは思うが。
②どうも話を聞いてみて、人間のエゴで、よく判らないのに、目先のことにとらわれているように思いますか?
③田舎まで都市化して、森は切られ畑は住宅になり、野生動物は、こみやられている。可哀想とは思うが人間の生活があるので仕方がないのか、すみ分けが必要かと思う。
●熊本における生物多様性や取組みの例が挙げられて、とてもわかりやすく身近に感じました。外来生物や貴重な動植物の本がとてもおもしろかったです!!“くまもとの”なので身近に感じました。“みんなちがってみんないい”というのは、生物多様性の入り口としてはいい言葉だと思いますが、指摘があったように、外来種との関わりについてもセットで考えなければならないのだと気づかされました。
●ムササビの回廊が実現すると楽しいと思います。市内にもタヌキ、イタチは夜に良く見ますが。
●人類の生存基盤を強化するために、生物多様性を守り、拡大することが重要なことであると強く感じる。
●里地里山 適度の人の関与が、多様な生き物の生活の場をつくりだしていることがよくわかった。多様性がいい。
●歌岡先生の取組みは大変勉強になりました。今後の状況をさらに教えてください。
※今回の学習会は、EPO九州が共催
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最終更新日 ( 2010/08/30 月曜日 16:30:52 JST )
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