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環境ネットワーク熊本

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くまもと食農応援団とは プリント メール
2010/06/21 月曜日 00:00:00 JST

くまもと食農応援団とは

熊NPO法人熊本すずらん会 宮田 喜代志
熊本市では、これまで農業体験や食生活にかかわる問題について関心のある市民が「くまもと食農塾」という集まりを持っていまし た。市が生産者と消費者を結ぶための活動支援を行ってきたのです。そこには、熊本市内で農業生産者や消費者団体、栄養士さん・調理師さんなどの専門家が一 緒になって、「食と農を考える」というテーマのもとに学習会を行ってきました。

会の運営や内容的な指導は、熊本大学の徳野貞雄先生にお願いしてきました。学習講演会や生産現場の見学、農業体験・援農などの活動を重ねるうちに、これ を市民団体(NPO)として発展させようという機運が高まってきました。何回か協議を重ねながら、昨年2月の食農塾(農民作家の山下惣一さんの講演会)の 開催を機に発足会を行いました。その後、会の運営や当面の活動について「交流班」「企画運営班」といった小グループに分けて5月に設立総会を開きました。

「研修会」の様子
「とれたて野菜市」の様子
食と農・ミニ学習会
当面は、熊本市主催の食農塾に呼応してその開催月でない月に、身近なところから食と農・生産現場について理解を深めること西「見に学習会」を開くことと なりました。講師は主に職能応援団の会員で分担するなど、参加型の市民活動にしていきたいと思っています。

第1回は、熊本市河内町のみかん農家であり「フレッシュ河内グループ」を率いる村上浮子さんにお話しを伺いました。ミカンの持ついろいろな「顔」を生か して農産加工品に取り組むかたわら、農業への理解をさらに消費者層に広げるため、ジャム作り教室などさまざまな取り組みを積極的に取り組んでこられまし た。夏には、「ミカン摘果ツアー」も行い好評を博しました。

第2回は、熊本大学の徳野先生秘蔵?のビデオを鑑賞しました。NHKが、昭和30年代の初めに作ったテレビ番組のビデオで、「農薬」登場の背景を描いた ものです。農薬に対する現在の一般的な認識との違いにも驚きましたが、稲の成長を描いた世界初のコマ撮り撮影。腰まで泥田の田植えの様子、早乙女,村祭り 等々・・・農業の大変さもさることながら、失われつつある農耕文化の大切さを改めて感じました。

第3回目は、御船町で有機農業に取り組まれて20年の緒方意一郎さんにお話しを伺いました。有機農業をはじめたきっかけは?どんなことで苦労したか?た のしみは?短い時間でしたが,内容の詰まったお話しをいただきました。

第4回は、尚絅大学の坂本美代子先生に栄養学の立場から、日本の食糧政策の問題点を豊富な資料を引用しながら説明していただきました。一口に「食と農」 といえども、その奥深い内容に食農応援団が今後どんな役割を果たせるか、責任を感じる学習会でした。

運動を広げて
今後も、団体の力量に応じて活動を行っていきたいと思っています。当面は、ミニ学習会を中心に取り組んでいきますが、食農塾のつながり以来、西里のフー ドパル近くに市民農園を持っていますので、農業体験や取れたて試食会などの楽しいイベントを企画していきたいと思います。また、エコパートナーくまもとや 健康くまもと21の皆さんとも連携して活動の輪を広げたいと思います。

かんくま通信46号(2004/01/20)に掲載

最終更新日 ( 2010/06/22 火曜日 00:17:14 JST )
 
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