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環境ネットワーク熊本

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山・川・海、健全な水循環

いのち育む健全な水の循環

【提案】

  • 大きなダムの建設を止め、上流域の豊かな養分が中流域の河川浄化を経て、海へ提供される様に変えていきます。
  • 水害に対しては、ビオトープや涵養域となる中流域の遊水地での水量の緩和と適切な堤防により対応し、ダムによる治水を行いません。
  • 健全な河川へ改善していくと共に、有明海(八代海)の豊かな生態系と共に漁業生産を復活向上させます。
  • 小さな利害での見方を変え、水源から海に至る水の健全な循環に基づく社会理念を構築し、山川海の継続的な利用を進めます。

【取り組み事例】

①漁民の森づくり/天明水の会
②尺鮎トラスト運動/川辺川を守りたい女性たちの会
③川辺川ダム建設反対運動/清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会、子守歌の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会
④阿蘇の草原保全・植林/こもんらんど、(財)阿蘇グリーンストック
⑤スイゼンジノリの復活/江津湖を守る会
⑥ブナの森の育成/ブナの森を育てる会
⑦原生林保存と森林保水力の調査/九州脊梁の原生林を守る会
⑧天草の海の保全/天草環境会議
⑨水保全活動の表彰/(財)肥後の水とみどり愛護基金



【事例1】健全な水循環と豊かな海の再生をめざす「漁民の森づくり」

   雨→山→川→海→雨という水の循環の中で、植物や山の獣たち、川や海の生きもの達、私たち人間も含め全てのもの達が生かされています。しかし、山は荒れ、川は汚れ水量も少なくなり、海の豊穣は失われつつある現状を目にした熊本市・天明地区の人々が、自然の再生を願い、地区を流れる緑川を美しくし、アサリが消えた有明海を再び豊かな海にするために「天明水の会」を結成。「漁民の森」「子供の森」「有明の森」など緑川上流の山々に木を植え続けています。
当初この運動の趣旨を理解する人は少なかったのですが、農林水産省の補助を受けた5年間の「漁民の森」植林を通して、全国誰でもが知るところとなりました。植林した木が公益的な機能を果す森となるよう下草刈りなど適切な維持管理活動にも取り組んでいます。「有明海が森を呼んでいる、会員皆様の協力が絶対に必要です」と会員に活動参加をよびかけています。(平成8年、朝日森林文化賞受賞)
 


【事例2】球磨川水系ネットワークによる、山と川と海をつなぐ源流水リレー

rire.jpg  山と海は川を通じてつながっている、ひと連なりの命。
川の源流で生まれた水を、すべて人力(マラソン、自転車、カヌー)でリレーし、河口の海まで運ぶ源流水リレーが行われています。
球磨川水系ネットワークにより始められた源流水リレーは、球磨川だけでなく、不知火海全体に広がっています。現在は「環・不知火海源流水リレー」へと発展し、不知火海へ注ぐ川の源流水リレーがそれぞれの流域で行われ、最大21河川が参加するイベントになりました。
また、諫早干拓事業で汚水となった諫早干拓地へ、シーカヤックで海を渡り川辺川の源流水を届ける「べさはや隊」も結成されるなど、公共事業で壊される自然への警鐘を鳴らす活動へもつながっています。
 

 

 

 

 

 

 


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