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環境ネットワーク熊本

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自然生態系
【報告】地下水涵養田 稲刈りに参加しました! プリント メール
2012/01/11 水曜日 14:24:53 JST

 平成23年10月5日(水)ぽつりぽつり雨が降りそうな・・・お天気となりましたが、今年もソニーセミコンダクタさんの呼び掛けで、地下水涵養田の稲刈りが行われました。
 稲刈りには、農家の宮川さん、豊かな地下水を育むネットワークさんなどがこられ、かんくまからは事務局の園田・藤本が参加し、みなさんと和気あいあい、楽しく作業させていただきました!

no79_chikasui01.jpg たわわに実った稲穂を見るだけでも幸せ(お米大好き!食いしん坊です)なのに、ここの田んぼで地下水が涵養されているということで、さらに幸せな気持ちになりました。

no79_chikasui02.jpg 地下水涵養米は、ティア本店、もったいない食堂などで食べることができます。また、熊本学園大学の学食にも使われています。是非、足を運んでいろんな「恵み」に感謝しながら多くの方に味わっていただきたいと思います。

(報告/かんくま事務局 藤本紀子)

最終更新日 ( 2012/01/11 水曜日 14:26:18 JST )
 
~持続可能な熊本の実現をめざして~ 「低炭素な地域づくり戦略会議」報告 プリント メール
2011/12/28 水曜日 15:53:03 JST

teitanso01.jpg 来年12月に京都議定書の約束期限が迫る中、温室効果ガス削減目標の達成どころか、今年世界の排出量は過去最高に達しました。気候変動による被害は国内各地でも深刻さを増し、3.11の東日本大震災以降の安心・安全なエネルギーを求める声の高まりと相まって、低炭素な地域づくりはますます喫緊の課題となっています。そのような状況下、熊本市は平成22年3月に、2050年の温室効果ガスの削減目標を2007年比で80%という戦略的な長期目標数値を掲げた「熊本市低炭素都市づくり戦略計画」を策定。その取り組みに私たちも大きな関心を抱き注視をしていました。
 そのような熊本の動きに呼応するかのように、COP3を契機に設立され、全国の市民団体や研究機関の支援を受けて世界的な視野で地球温暖化防止活動を展開しているNPO気候ネットワークから、低炭素な地域づくり戦略会議の開催を全国5箇所で計画しているが、熊本でもぜひ開催して議論を深めて欲しいとの要請を受けました。
 早速、熊本市や大学関係者、事業者など関係機関へ協力のお願いに走り回り、地域課題に沿った企画を練り上げ、総勢50名近い参加者を得て、10月3日を皮切りに連続3回の戦略会議開催が実現しました。

 低炭素社会という言葉自体がまだ耳新しく、そのイメージも漠然としています。個人のライフスタイルはもとより、街のあり方も、社会・経済のあり方そのものも、根本から変えて行く必要があるでしょう。その実現には多くの課題が横たわっています。そのため、市民、事業者、研究機関、行政などの各主体が膝を突き合わせて話し合いを重ねながら、地域の将来ビジョンをしっかりと共有しなければなりません。その上で、効果的な政策を議論し、それぞれが役割を担い、協働での取り組みを加速させることが重要になります。
 様々な課題を熟知しているメンバーが、低炭素社会の実現に向けて「エネルギー、交通、人づくり」の3つのテーマで議論を深め、心豊かに暮らせる持続可能な社会、低炭素な地域ビジョンが少し明らかになりました。また、 実現に向けた具体的な政策や仕組みや、それぞれが取り組む活動等に関する率直な意見が交わされました。
 
 低炭素の社会とは、単に温室効果ガスの排出を抑えるだけで実現できるものではないはずです。まず、持続可能であることが重要です。その具体的なイメージとして、「環境、社会制度、経済のバランスが保たれ、格差がない社会」、「質ではない豊かさの尺度(価値観)を持つ社会」、「おもいやり、いたわり、そして想像力を持つ社会」、「未来へのビジョンを地域の人々が共有している社会」、「住民参加型の仕組みが定着している社会」、「ウェルビーイングが実現している社会」が議論を通して描き出されてきました。
 より具体的なイメージとして、例えば、交通分科会では「20年後、30年後に地域にバスがある社会」をつくることが、地域が生き残るための最大の戦略であり、「バスがない社会は、福祉を担えない」ことを提案に盛り込むことが合意されました。
 分科会に共通した課題として、「実現への仕組みづくり」や、「地域政策・制度づくりあるいは、地域特性に応じた仕組み・制度」の必要性があげられました。また、「構造的に問題を捉え、総合的に取り組む」という視点を持つことが重要であり、「人材確保、人づくり」あるいは「市民(住民)参加を広げていく場づくり」や「民が担うプロジェクト」、「地域との連携、地域への浸透」などについても議論が交わされました。

 3回の会議での議論を基に、低炭素な社会づくりに向けた提案をまとめ、来春、地域に対して公表し、市民の皆さんに持続可能な新しい社会づくりへの参加を呼びかける予定です。


 
◆全3回の戦略会議(全体会及び分科会)の流れと概要

<第1回戦略会議>
日時:2011年10月3日(月)
会場:熊本市国際交流会館6階会議室

○内容
・全体会/熊本市低炭素都市づくり戦略計画の紹介
・分科会/「エネルギー」「交通」「人づくり」3つの分科会テーマに基づき議論。
参加者の自己紹介、問題意識の共有、論点整理

【エネルギー分科会】
・地域循環のエネルギー地産地消社会を目指して
【交通分科会】
・つながる交通で地域を元気に
【人づくり分科会】
・育てよう低炭素地域づくりを担う人材


<第2回戦略会議及び懇談会>
日時:11月15日(火)13:00~16:30
会議会場:熊本県民交流館パレア 各会議室

□第1セッション:基調講演 
飯田哲也氏 環境エネルギー政策研究所所長
演題「低炭素な社会へ 地域からの挑戦 ~エネルギー・交通・人づくりの視点から~」
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□第2セッション 分科会に分かれての戦略会議
内容:課題提起を切り口とした、各テーマについての核心を議論し、提言骨子について協議。

(分科会1 エネルギー)
テーマ:地域循環のエネルギー地産地消社会を目指して
コーディネーター:石原修尚絅大学教授
課題提起:九州バイオマスフォーラム 中坊真氏
環境ネットワークくまもと 井上智氏
熊本県小水力協議会    兼瀬哲治氏


(分科会2 交通)
テーマ:つながる交通で地域を元気に
コーディネーター:坂本正熊本学園大学教授
溝上章志熊本大学教授
課題提起:トラムデザイン社 丸山 力氏
     熊本市交通対策総室 古庄修氏

(分科会3 人づくり)
テーマ:育てよう低炭素地域づくりを担う人材
コーディネーター:宮瀬美津子 熊本大学准教授
課題提起:しぜん あそ・まな・くらぶ 加藤千尋氏
          

<第3回戦略会議・シンポジウム>
日時:12月3日(土)13:30~16:00
会場:熊本学園大学

○内容:パネルディスカッション形式
分科会の議論を総括し全体で共有。地域社会への提案をまとめる。
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コーディネーター:宮北 隆志
パネリスト
各分科会コーディネーター 石原 修氏
              坂本 正氏
              溝上 章志氏
              宮瀬 美津子氏
気候ネットワーク 田浦健朗氏
熊本市環境企画課 植木課長 


(報告:NPO法人環境ネットワークくまもと 副代表理事 原 育美)

最終更新日 ( 2011/12/28 水曜日 16:12:05 JST )
 
エコ米を食べて地下水を守ろう! プリント メール
2011/10/24 月曜日 17:01:14 JST

エコ米を食べて地下水を守ろう! -ウォーターオフセットの取り組みが始まります-

 かんくま通信でも取り上げてきていますが、熊本の地下水を守る様々な動きがあります。
先日熊本学園大学の事例で新聞へ掲載されましたが、「ウォーターオフセット」という新しい運動が始まります。 

最終更新日 ( 2011/11/14 月曜日 16:20:07 JST )
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地下水涵養米でおにぎりづくり☆新聞エコバックづくり プリント メール
2011/03/03 木曜日 14:36:29 JST
 グランメッセ熊本を会場として、2010年11月27日(土)~28日(日)に「2010 くまもとエコライフ・フェア」が開催されました。かんくまは、熊本大学教育学部家庭科の学生さんやユースかんくまと連携して、体験学習コーナーの企画協力をしました。内容は、地下水涵養米を使った「エコにぎりめし親子体験」と「新聞エコバッグづくり」です。

 「エコにぎりめし親子体験」では、豊かな地下水を育むネットワークのご協力により、大津・菊陽地域で栽培された地下水涵養米の新米を提供して頂きました。また、地下水保全の仕組みを分かりやすく説明したパネルや模型もお借りすることができました。体験の参加者には、スライドを使って、熊本の地下水を守るために「地下水涵養米」によるウオーター・オフセットの取り組みが始まっていることを説明しました。ほとんどの人が初めて知ったと答えており、自分たちも協力したいという嬉しい声も聞かれました。話を聞いた後は、お待ちかねのおにぎりを作りと試食。初めて作るという子どももいて、大人に教えてもらいながら挑戦していました。味付けは塩のみで、少し海苔を巻いただけのシンプルなおにぎりでしたが、あまりの美味しさに大好評でした。

 新聞エコバックは、ユースかんくまメンバーと熊本大学の学生さんが協力して指導しました。子どもだけでなく大人の参加者にも好評で、地域で広めたいと熱心に製作されていました。古新聞と水糊だけで作るのですが、思ったよりしっかりしていて色々な用途に使えそうだと喜ばれていましたよ。表に出す紙面を工夫すれば、おしゃれなオリジナルバックになります。

 2日間で大勢の方々に参加して頂きましたが、今後も、楽しいものづくり体験を通して身近なエコライフについて学ぶ機会を提供して行きたいと思います。 
no76_ecolife01.jpg  no76_ecolife02.jpg 
(報告:かんくま理事 宮瀬美津子)


 自分の好きな新聞の面を選んでつくる、世界にたった一つの新聞エコバックづくりワークショップを行いました。参加者の世代は様々で、就学前のお子さんからご年配の方まで楽しそうに作られていました。一度作って作り方を覚えるとアレンジもきき、さらに楽しくなります。

 エコといっても、じゃあ自分はどんなことに取り組めばいいのかなぁ、と思うところですが、友達や家族とワイワイやって新聞エコバック作りをやってみると、「エコってこんなことでいいんだ、楽しいんだ!」と実感してもらえます。
 一生懸命作って家庭に帰り、自分が作ったエコなお土産を見せると、自然とエコな話題になるではないでしょうか。エコはまったく堅苦しいものではないんですね。環境にもプラス、自分にも家族にもプラス、それがエコなんだな、と感じる新聞エコバックづくりでした。
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(報告:ユースかんくま 岩崎美佳)
最終更新日 ( 2011/03/03 木曜日 14:36:55 JST )
 
足もとからのCO2排出削減「環境家計簿」で始めよう! プリント メール
2010/12/21 火曜日 16:02:05 JST
 「2020年までに温室効果ガスを25%削減する」という鳩山首相の国際公約を受け、小沢鋭仁環境大臣はその達成に向けた行程表の環境省案を3月末に発表した。それによると、1990年以降産業部門よりもCO2の排出増加率の高い家庭部門の削減量は、2008年比で、48%~53%と非常に高くなっている。私達も家庭からの排出量削減に向けて真摯に取り組む時期に来ている。そこで家庭からのCO2排出削減に一役買うのが環境家計簿だ。

 環境家計簿は、日常生活でどれくらいの負荷を地球環境に与えているのかを計る方法として、家庭のエネルギー消費をCO2の重さに換算して表したものだ。具体的には、毎月使用した電気やガス、水道、ガソリン、灯油、可燃物などの量にそれぞれのCO2排出係数をかけて、排出したCO2の重さ(kg)を算出する。このもとになっているのは、国際標準化機構(ISO)が1996年に企業や政府向けに作成した国際的環境規格であるISO14000シリーズで、環境家計簿はその家庭版と言える。

 環境家計簿をつけることにより、排出したCO2の量が数値となって見えるため、ただ漠然と電気や水道の節約をするより削減のためのモチベーションが上がり、各家庭で目標をたてて実行すればかなりの効果が期待できる。我慢はせずとも、無駄な使用をやめたり、今までのライフスタイルを見直したりしながら楽しんでやればよいと思う。排出量が減れば同時に家計の節約もできたということなので、たいへんうれしいものである。

 代表的な環境家計簿は、環境省がホームページで公表している「えこ帳」だ。エコファミリーウェブサイトから会員登録した後、電気、ガス、水道など5項目の使用量を入力すると、ソフトがCO2の排出量を自動的に計算し、見やすいグラフにして表示してくれる。入力データはサイト上に蓄積されるので月毎や前年の同じ月などとの比較もすぐにできる。しかし、使用しているCO2排出係数は全国平均値なので、正確さに少々欠ける。というのは、排出係数は、居住地によって異なるからだ。例えば、電気はそれぞれの電力会社の発電の方法によって違ってくる。発電のほとんどに化石燃料を使用する沖縄電力の排出係数は九州電力のそれの2.5倍以上である。また、東京都の水道の排出係数は熊本の約2倍である。環境家計簿の利用を環境省と同じ様な手軽さでできるようにホームページに公表している自治体もあるが、たいていの場合、環境省と同じ全国平均のCO2排出係数を使用している。

 一方、居住地域によって排出係数が異なることを踏まえて、独自に調査し、都道府県別に利用できるように作成されているのがNPO法人ローハスクラブの環境家計簿だ。さらに、電気、ガス、水道などの5項目に加えて、可燃ごみやビン、カン類やペットボトルなど、資源ごみの排出係数も表示している。また、できるだけ新しい数値を反映するようにしているので、より正確なCO2排出量がわかる。可燃ごみの重さや資源ごみの個数は一ヶ月分を自分で記録しておく。また計算やデータの保存・管理は自分でしなければならない。

 その他、電力会社やガス会社も独自の環境家計簿をホームページ上に公開している。環境家計簿にはそれぞれ特徴があるので、自分に合った物を選び、継続してつければいろいろな発見があって面白い。

 今後、環境技術や経済のイノベーションにより排出量削減が進む事は予想できる。しかし、それだけに頼るのではなく、私達一人ひとりが、地球に生かされているという謙虚な気持ちを持ち、丁寧に暮らしていくことで、さらにCO2排出を抑える事が可能になると思う。誰にでもできる環境家計簿はその為の一つの有効なツールである。

文責/個人会員 奥山眞理子さん  

(2010/5/10発行  かんくま通信No.73掲載)
最終更新日 ( 2011/01/07 金曜日 14:25:48 JST )